オンラインの靴下のレッスンへのお問い合わせをありがとうございます。2月に準備を終わらせ3月スタートを目指しているんですが、急に福岡に帰省することになり自宅に戻ってきてからも疲れからなかなか頭が働かず、やっとまた取り掛かり始めたところです。
お問い合わせの中で「猪谷さんの靴下」というお話がでてきて、そういえばずっと編みたいと思っていたのに編んでいなかった!と思い調べたところ、編み方は「暮しの手帳」の2021-22 12-1月号に詳しく掲載されていると発見し図書館で借りてきました。
見るとパズルのようなサイズ表。足にフィットするように細かく段数や目数の指定があります。面白い。この靴下が編まれていた当時は毛糸を洗うと縮むことがサイズに考慮されているとの記載を見たので、洗ってもサイズに変化のない毛糸を使うため靴のサイズ24.0cmの私は、靴下の長さ225mm完成サイズで編みました。
使用した毛糸はどれも余っていた毛糸ばかり。Retrosaria Rosa PomerのMondim 204 大好きなポップキャンディー、Opal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイトとOpal 単色 4ply 3081 ナチュラルホワイトの3本を編む箇所によって引き揃える本数を変えています。基本はOpal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイトをメインとして4plyの毛糸と2本の引き揃えです。針はとりあえず5号針にしてみました。
●履き口・・・2本取り
Opal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイト
Opal 単色 4ply 3081 ナチュラルホワイト
●足首・・・2本取り
Opal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイト
Retrosaria Rosa PomerのMondim 204 ポップキャンディー
●かかと・・・3本取り
Opal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイト
Retrosaria Rosa PomerのMondim 204 ポップキャンディー
Opal 単色 4ply 3081 ナチュラルホワイト
●甲回り足首側・・・2本取り
Opal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイト
Retrosaria Rosa PomerのMondim 204 ポップキャンディー
●甲回りつま先側・・・3本取り
かかとと同じ
●つま先・・・2本取り
履き口と同じ
5号針なので1周の目数が少なくさくさく編めます。1日半で両足完成。スポーツソックスのような足へのフィット感、かかとの部分が穴が開かないように工夫された引き返し編み、何よりどんな足のサイズにも対応できるサイズ表。これを作るのにどれほどの時間と労力を費やしたんだろうかと思う尊敬の気持ちと同時に、語り継がれて編み続けられている魅力を感じました。素敵な靴下を編めることがありがたいです。
もっと早く編めば良かった!
完成して私には甘すぎる組み合わせでした。履き口を本体と同じにするか、白ではなくグレーと引き揃えたらよかったかな。履いて着画を撮っていて自分の足にそぐわないこの可愛い靴下に笑ってしまいました。
足に対して靴下が若すぎる!
完成サイズは指定通り足サイズ(靴下の長さ)22.5㎝、足の長さ(履き口からかかとまで)25㎝でした。使った毛糸は、Opal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイト54g、Retrosaria Rosa PomerのMondim 204 ポップキャンディー25.5g、Opal 単色 4ply 3081 ナチュラルホワイト20gでした。合計99.5g
Opal 単色 6ply 5300 ナチュラルホワイト54gに関してはもともと54gだったので足りなかったら、新しい玉を使おうと思っていたんですが、片足編んで重さを測ったらちょうど半分だったので、もしや行けるかも・・・と思いながら編んだらぴったり使い切りました!
かかとやつま先の厚みを出す部分は余った糸を使うのにぴったり。私は5号で編みましたが、引き揃える本数や毛糸の細さによっては、6号、7号、8号まで対応できるようなパターンになっているので、お持ちの毛糸で色々な靴下を楽しめると思います。
猪谷さん本当に尊敬です!
そしてInstagramに初Kal参加です!とpostしたSkew socks。福岡に行く前に片足編んで、自宅に戻ってからへとへとに疲れた状態で残りの片足を編んだら、ゲージがゆるゆるで大失敗。とりあえず片足全部ほどいてプロジェクトバッグに収め、先に今回の猪谷さんの靴下を編みました。
次はSkew socksを最初のゲージ通りに編みたいと思います!ではまた。
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