yokka-yokkaをご覧頂きありがとうございます^^
まずはお知らせから~。10月のオンライン編み会は今週16日(土)13時からです。11月はご依頼のワークショップとイベントでのお手伝いがあるため、編み会はオンライン、カフェでの編み会ともにお休みします。ご興味がある方はぜひ10月のオンライン編み会へどうぞ!
‐開催日時 10月16日(土)13:00-15:00 ご予約期限10月15日(金)午前中まで
さて。5本指靴下編みました。
以前、写真だけちょこっとお見せしたんですが、私が編んだ自分用のジョグレスストライプの靴下を見た旦那さんが、珍しく自分のも欲しいとリクエスト。しかも5本指で、履き口は緩くして欲しいと。
5本指靴下を編んだことはないので、どうやって編もうかと考える・・・。5本指にするなら足の甲から指に入るところで増し目などをして目数の調整をしないといけないので、履き口から編むのが妥当か・・・。しかし、履き口が作り目だと伸縮性に限界があり、つま先から編んだ方が履き口の伏せ止めの調整ができるので希望通り緩くできる。でも、5本指から編み始めるなら、目数の調整をどうやってするかイメージがわかない。と、ぐるぐるぐるぐる。
結局は、つま先から編むけれど、指は編まずに別鎖の作り目で目を作り、足の甲回りを編み、かかと、足首、履き口へと編み終わってから、作り目から目を拾い、増し目して5本指を編もうという結論に。うまくいくかどうかわからないけど、とりあえずそうしてみることにしました。
本当はどうやって編むのが正解か、他の方のパターンを見ていないのであくまでも私個人の我流の編み方としてご覧くださいね^^;
試行錯誤片足完成。指先は試着しながら微調整を繰り返し、なんとか5本指がフィットするサイズにに。指の増し目については、まず作り目からねじり増し目で全体を均等に10目増やし、指の1本1本の間には巻き増し目で幅を出すことで旦那さんの指に合うようにしました。指同士がちょっとずつ重なっているように見えるのが巻き増し目のところです。これ、旦那さんがいつも履いている市販の既製品の靴下をじーっとみて参考にしました。
たぶん女性の足だったらそんなに指の厚みを考えなくていいと思うのですが、男性なので足が大きくて指が太いので、幅を出すために巻き増し目した次第です。
あと片足で完成というところで、いつでも編めるように目に見えるところには置いてあったのですが、片足ができたことで他にやることが色々あって、数週間プロジェクトバッグに入れて脇に放置。マーカー作ったり、P-BAG編んだり、パソコンでパターン作ったり・・・「自分の靴下はいつできるんだろう・・・」という旦那さんの視線は感じつつも、他を優先。
ここ数日、他のことがだいたいひと段落したので、さー、残りの片足編むぞ!と取り掛かりようやく両足が完成!私が履いているのでちょっと大きいんですが、履いた感じです。
指の形が改良の余地ありなんですが、「もうそろそろできそうだな・・・」という期待顏した旦那さんの視線を感じ、今回はこれでよろしい!と完成とすることにしました。
旦那さんの足のサイズは27.5㎝で甲高幅広、私の足のサイズは24.0㎝でおなじく甲高幅広。
私の靴下は、Opal単色 3081 ナチュラルホワイトとOpal コットンプレミアムKFS11052 コットンネイビーを使用したんですが、旦那さんはチクチクが苦手なので、Opal コットンプレミアムKFS11050 コットンホワイトと Opal コットンプレミアムKFS11052 コットンネイビーを使用しました。コットンだけの方が肌触りが柔らかかったです。
ちなみに私の靴下の方の記事はこちら↓ジョグレスストライプについてもこの記事をご覧ください。
▷覚え書き
メンズ5本指靴下 足のサイズ27.5㎝
毛糸:Opal コットンプレミアムKFS11050 コットンホワイト 22g/Opal コットンプレミアムKFS11052 コットンネイビー 47g/合計69g
編み針:クロバー匠 80㎝2号(2.70mm)
親指からかかとまで25㎝(親指が最長5㎝)、かかとから履き口まで24㎝、甲回り21㎝でした。
ゲージは、本来コットンプレミアムは、2.5㎜針で10×10㎝が30目、42段なんですが、私は2号(2.70㎜)針を使用したので、10×10㎝が28.5目、38段でした。(手加減によっても変わります)
以前、お客様からコットンプレミアムだからゲージの目数が変わるんですか?とご質問があったんです。その時は、私の靴下がコットンプレミアムはネイビーしか使っていなかったので、毛糸そのものというよりも模様編みが理由でOpal 4plyとはゲージが異なっていると思っていました。
ですが今回、白も青もコットンプレミアムを使用してみたら、明らかに私の靴下と同じ目数だとゲージが大きくなったんです。毛糸についている帯の表記はOpal 4plyもコットンプレミアムもどちらも2.5㎜針の10×10㎝ゲージが30目、42段なんですが、確かにOpal 4plyが100g、425mでコットンプレミアムが100g、410mなので、コットンプレミアムの方が少し太くなり多少ゲージが変わる可能性があるんだなと思いました。
その時の手加減によるものが理由なのかもしれませんが、私の場合は、あきらかにコットンプレミアムで編んだ方が大きかったです。私の靴下と同じゲージ計算で編み始めたので、最初めちゃ幅広な靴下になってびっくりしました。←ゲージとってないゆえの失敗。
パターン通りに編んだのに完成後、サイズより大きくなったり、小さくなったりしてしまうのは、自分の手加減がパターンのゲージ通りではないことが原因であることが多いので、自分の手加減がきついのか、緩いのかを理解しておくことは大切です。私は手加減が緩いので、あるブランドのパターンなら2号小さくないとそのゲージにならないなど、調整して編んでいます。
模様編み(特にアラン模様)などは、人によって手加減が変わるので、セーターなどの大物ははもちろんですが、小物でもちょっとゲージを編んでみると自分の編みたいサイズに近づけるのではないでしょうか。
あー、一つ完成してほっとしました。旦那さんは早速靴下を履いて、「暖かいよ」と喜んでくれています。よかった、よかった。突然頭に浮かんだアイデアから、つい進めたくなってしまうんですよね。お待たせしました。次は同じデザインで、旦那さんのお義父さんのノーマル靴下も頼まれているんですが、ちょっと他のことをしてから・・・。お義父さーん、お待たせしてすみませーん!今年の冬中には間に合うように編もうと思います!
皆さんも、ご家族の靴下も編んでみませんか?靴下編みは楽しいですよ!
≫これまでの編み会についての記事一覧は下記からどうぞ
0コメント