今回はLand of Sweets Cowl 完成 その1の続きです。
カウルを見て頂いた方からMondim( 204) ポップキャンディーがアクセントになっていいね!や色の組み合わせがいいね!と褒めて頂き嬉しい驚きです。使用した毛糸の順番やどういう点に気を付けて編んだかなど、このカウルを編んでみようと思われた英文パターン初心者さんに何かの参考になりましたら嬉しいです。
まず最初は作り目です。Cast onとだけ書いてあるので、最初は日本の本に載っている指で作る作り目で作り目をしてみたら、伸縮性がないので目が伸びず丸みを帯びたような編み始めになってしまったので、一旦ほどいて編み進む作り目にやり直しました。結果、写真のようにまっすぐな編み始めになります。
数段ごとに何パターンかの模様編みとメリヤス編みを繰り返すので、手加減は気持ち緩めの方が全体幅が均一になると思います。私はもともと手がゆるい方なんですが、手がきつい方はメリヤスでぎゅっとなり模様編みは掛け目が多いので緩んでしまうと幅が少しでこぼこしてしまうかもしれません。配色の順番は以下の通りです(写真下の作り目から上へ)。基本的には1模様毎に糸替えを行っています。1模様は7g前後なので、残っている毛糸達をちょっとずつ編み繋げられます。
(作り目)Opal KFS 5193 単色グレー → Opal Jazz 9814 → Mondim 204 ポップキャンディー → Opal KFS 100 サーカス → Opal Schafpate12 9855 → Opal KFS 5193 単色グレー → Mondim 204 ポップキャンディー → Opal Jazz 9814 → Opal Schafpate12 9855 → Mondim 204 ポップキャンディー(×2模様)→ Opal KFS 5193 単色グレー 下の写真に続く
Opal KFS 100 サーカス → Opal Schafpate12 9855(×2模様) → Opal Jazz 9814 → Opal KFS 104 アイスランド・ロピー → Opal KFS 5193 単色グレー → Opal KFS 119 おじいちゃんの笑顔 → Opal Schafpate12 9855 → Opal KFS 104 アイスランド・ロピー → Opal Jazz 9814 → Opal KFS 119 おじいちゃんの笑顔 → Opal KFS 5193 単色グレー 最後はゆったり目の一般的な伏せ目で終わりました。
『Land of Sweets Cowl』のパターンは、1段毎に編み方が記載されていて、模様編みは記号図も掲載があります。各段の横には、今何段で何%という表記があったので、今50%か・・・と確認出来て面白かったです。私が持っている西村知子さんの「編みもの 『英文パターン』ハンドブック」(以下、解説本)を参考にしたらそれだけで何をどう編めばいいかがほぼわかりました。あと掛け目(yo)で編み始まる段は糸を変えてすぐに掛け目なのは編みづらく、代わりに表目(k)に変更してもよいと書いてあるのですが、私はその部分は前の段の糸を使って次の段を数目そのまま編み、表目になったところで次の糸に変えていました。この場合段の編み始めがわかりづらくなるので、編み始めはマーカーで印をつけておくことをお勧めします。
そして知ってる方には慣れた内容だと思いますが、私自身英文パターン勉強中なので今回理解した用語をいくつかご紹介します。
メリヤス編み・・・In st st = in stockinette stitch
模様編み・・・in stitch pattern
往復編み・・・worked flat
輪編み・・・worked in rounds
右上3目一度・・・sk2p ※解説本には、sk2pとs2kpの違いが書いてあります。
右上2目一度・・・ssk ※解説本には、sskとskpの編み方の違いが書いてあります。
左上2目一度・・・k2tog
同じ記号が何度も出てくるのでこのパターンを編み終わるころには、ここに出てくる記号は覚えられるようになりました。いろんなパターンを編むことで私の頭の中の英文パターン辞書の知識が増えて行くんだなぁと、まずは1作品目が完成したことに大満足でした。
◇Ravelry:Helen Stewart『Land of Sweets Cowl』
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