こんにちは、yokka-yokkaへのご訪問ありがとうございます。
1月はあっという間に終わってしまいました!2月も元気に楽しく編み物して過ごしたいと思います。1月に私の母や親戚へのプレゼント用にレッグウォーマーを編みましたよ、という記事をUPしたところ、ご覧になったお客様から編んでみたいというお声を数件頂きました。デザインは本などは見ていないのですが、模様編みがベルンド・ケストラーさんのスパイラルソックスの本を参考にさせて頂いたので、yokka-yokkaの作品としてではなく、自分で編んだ普段のものとして載せたので、まさか反応があると思っておらず嬉しく思いました。
女性は年々冷えや浮腫みの悩みがあり、私の周りでも市販のものはきつくて切って履いているというお声を時々聞いていました。祖母ぐらいのご年配の方になると、新しいものは窮屈なのでよれよれの使い古しで、毛玉だらけの靴下をだらんとして履いていたなぁと、今思えば浮腫みのせいだったのかと思います。年配の方にも楽しい気分で履いてもらえるような靴下やレッグウォーマーはきっと喜ばれるんじゃないだろうかといつも頭のどこかにありました。それを解消するために、スリットを入れたら足首が楽なんじゃないだろうかと思い今回のスリット入りにした次第です。
せっかく編んでみたいとお声を頂いたので、スリットの編み方を今回はご説明しますね。ちょうど母からお友達も冷えと浮腫みで悩んでいるのでプレゼントしたいから編んでとリクエストがあったので、今回は母のお友達好みのブルー系の毛糸を組み合わせてみました。Opal KFS119 おじいちゃんの笑顔、KFS5187 単色ぺトロールを使用しました。必要な目数を作り目し(今回も伸縮性があるジャーマン・ツイステッド・キャストオンにしました)、往復編みでゴム編みを必要な段数編みます。私はねじり目、裏目の1目ゴム編みです。
往復編みが終わったら、最後の6目と最初の6目が重なるように輪にします。
前回のレッグウォーマーではここで本体の模様編みの糸に変えたのですが、今回はゴム編みを編んだ糸をそのまま使い、最初の6目を最後の6目と2目一緒に重ねながら表目を編み、7目以降は1目ずつ表目をぐるっと1周編みました。↓1周編んできたところです。最初の6目が重なっている状態です。
スリットになりました。ここからの模様編みは糸を付け変えて、スパイラル模様、ゴム編み、メリヤス編み、かのこ編み等お好きな模様で本体を編んでいけばスリット入りのレッグウォーマーの完成です。(履き口のゴム編みはお好きなようにどうぞ)本体の模様編みをする時は、その模様が何目の繰り返しで構成されているかによって1周の柄が繋がらないことがありますので、模様編みの目数を確認して全体の目数を柄の倍数になるように調整(増し目)されたら柄が綺麗に繋がります。私が前回本体に入るときに目数を増やしていたのもそれが理由です。模様編みは柄が繋がった方が綺麗に見えます。
最後に、スリットを作る際に段の最後の1目と次の段の最初の1目との間の糸が緩みやすく、穴が開いたようになります。もしかしたら綺麗につなぐ方法があるのかもしれないのですが、私は編んでいる次の段で緩んでいる渡り糸をねじって目と一緒に重ねて編むか、もしくは編み始めの糸の余り糸で穴をふさぐように糸始末をすると綺麗な仕上がりになります。参考になりましたら。母のお友達へのプレゼントも完成したので、ラッピングしてカードを添えて贈る準備をしようと思います。
□■ Lサイズ □■
平置き寸法 幅9cm(1周18cm)×長さ28cm
模様編みゲージ 44目×33段 (10cm×10cm)
使用針 スリットリブ(ゴム編み)80㎝輪針2号、模様編み・履き口リブ(ゴム編み)80㎝輪針3号
Opal KFS119 おじいちゃんの笑顔 42g/KFS5187 単色ぺトロール(リブ部分)16g 合計58g
【スリットリブ】作り目82目/ねじり目、裏目の1目ゴム編みを往復編みで14段/編み地を輪にし最初の6目と最後の6目を重ねて1周表目を編む。76目。/【模様編み】毛糸を変えて輪編みで(裏目2、表目3)スパイラルの模様編みをしながら、均等に4目増し目し80目にする。/模様編みを66段編む。/【履き口リブ】ねじり目、裏目の1目ゴム編みを8段編む。/伏せ止め
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