編み物を始めたい、何か編みたいというご相談を時々受けます。簡単なのは同じ目数で編み進められるマフラーやスヌード。他には?と聞かれたら少し針の号数を小さくしてレッグウォーマ―やハンドウォーマー、さらに他には?と聞かれたら帽子・・・とアイテムを言っても、自分が編みたいデザインは人それぞれで、どんな本や毛糸、どれを勧めたらよいのかいつも考えていました。
今回『つま先から編む靴下』のワークショップは、Opalの糸から自分の好みの毛糸を使いたいと思ってデザインしたので、改めてOpalの毛糸を色々購入してデザインサンプルをたくさん作ってみました。さらに販売後すぐに購入して時々ぱらぱらと見ていた「しあわせを編む魔法の毛糸」の本を今回じっくり読み返してみたのです。その時はワークショップ用の靴下のデザインはすでに出来上がっていたので、この本の編み方は見ていなかったのですが、作品を一つ一つを見て見ると腹巻帽子やスヌード、マフラー、レッグウォーマ―、ハンドウォーマーなど、今までおすすめしていたアイテムはほとんどこの本に掲載されていました。少し慣れた方には、ミトンや、靴下、ウェアもあり、大物より小物がいいという方にも小物雑貨もいくつかあります。
Opalの毛糸なら段染めなので自分の好きなカラーのものを選べば、編み込みができなくてもまるで編んだような模様がでてくるので何か編みたいけどどれを選んだらいいのかわからないという人にぴったりなんですよね。灯台下暗し。早く気づけば良かった。
私がOpalの毛糸を初めて見たのは、大好きなベニシアさんの番組でまさに梅村マルティナさんが腹巻帽子を販売されていたのがきっかけです。再放送だったのか覚えていないのですが、「あの毛糸で、靴下を編みたい!」というテンションが一気に上がりました。当時は今ほどOpalの毛糸がどこでも購入できず、ネットで必死に探して取り寄せましたが、自分が靴下を編めないことにその時に気づき、慌てて教室を探して編み物教室で靴下を編むための練習を繰り返したのです。
それまでは独学で本を見ながら編む程度で満足していたので、Opalの毛糸と梅村マルティナさんをテレビで拝見したことがきっかけで、今のyokka-yokkaにつながっている気がしています。今ではOpalのみならず世界中に素敵な毛糸やデザイン、ニッターさんがいることを知って編み物を知れば知るほど編み物の世界は広く深く、楽しくなることばかりです。
話は最初に戻りますが、「何を編んだらいいでしょう?」のご質問に答えられる本。「しあわせを編む魔法の毛糸」の作品を私が実際にこれから色々編んでみようと思います。ちょうど、ワークショップ用のサンプルに購入したOpalやソックヤーンの毛糸たちが編んでもらうのを待っているので、この本のいろいろな作品にしてみようと思います。まずはミトンから編んでみます。経過報告をどうぞお楽しみに。
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